「縮毛矯正って、何ヶ月おきにかければいいの?」
「3ヶ月前にかけたのに、もう取れてきた気がする」
「かけるたびに毛先がパサパサになっていく」
「前に別のお店でチリチリにされて、怖くてかけられない」
縮毛矯正を続けている方から、毎日のようにいただく相談です。
はじめまして。東京・目黒区の都立大学駅すぐの美容室「Ash 都立大学店」で店長をしている、縮毛矯正専門の美容師の山下達也です。美容師歴は15年。2012年にAshに入社し、2016年から都立大学店の店長を務めています。
Ashの社内では7年間、縮毛矯正の講師をしてきました。Ash全店で使っている縮毛矯正マニュアルや、縮毛矯正の薬剤・処理剤・トリートメントの開発にも取り組み、社外の美容室でも縮毛矯正の講師をしています。
先に結論をお伝えすると、縮毛矯正の頻度の目安は「3〜6ヶ月に1回」です。ただ、本当に大事なのは「何ヶ月か」よりも、「根元がどれだけ伸びたか」と「すでにかけた部分をどう守るか」。ここを間違えると、頻度が正しくてもダメージや失敗につながります。
この記事では、縮毛矯正を専門にしている立場から、
- 頻度と持ちの本当の目安
- 「取れた」と感じる3つの原因
- ダメージが溜まる仕組みと、毎回「全体」にかけない方がいい理由
- チリチリ・ビビリ毛・不自然などの失敗の原因と防ぎ方
- 長持ちさせるホームケアと、美容師への伝え方
を、なるべく専門用語を使わずにまとめました。今の悩みに近いところから読んでみてください。

結論:縮毛矯正の頻度は3〜6ヶ月。本当の基準は「根元の伸び」
髪の長さ・クセの強さ別の目安
髪は1ヶ月に約1cm伸びると言われています。根元のクセが伸びてくると、まとまりにくさを感じる方が多くなります。私がお伝えしている目安はこちらです。
| 髪の長さ・部位 | 頻度の目安 |
|---|---|
| 前髪・顔まわり | 約3ヶ月 |
| 肩くらいのボブ | 約3ヶ月 |
| 鎖骨くらいのミディアム | 4〜6ヶ月 |
| ロング | 半年〜1年 |
私自身は、「髪の長さの4分の1がクセになったとき」をかけ時の目安にしています。長い髪ほど伸びた根元の割合が小さく、重さでうねりも出にくいので、間隔をあけられます。
クセが強い方は早め、弱い方は遅めにずれます。梅雨〜夏だけクセが気になる方は、梅雨入り前に合わせて年1〜2回、という続け方もあります。
かけ時のサインと、次回の時期の決め方
月数はあくまで目安です。次のようなサインが2つ以上当てはまったら、かけ時と考えてください。
- 根元が伸びて、分け目やつむじがふくらんできた
- 朝のアイロンやブローの時間が、かけた直後より明らかに増えた
- 雨や湿気の日に、根元だけがうねる・浮く
- 結んだときに、根元と毛先の質感の差が気になる
- 前髪や顔まわりだけ、クセが戻ってきた感じがする
私は施術のときに、その方のクセの強さと髪の長さから、「このくらいの時期に気になってくると思います」というタイミングをお伝えしています。そのうえで、お仕事や予定、季節など、お客様の都合に合わせて次回を提案するようにしています。
縮毛矯正はどのくらい持つ?「取れた」と感じる3つの正体
かけた部分は、基本的に半永久的にストレート
縮毛矯正は、髪の内部の結合を薬で一度ゆるめ、アイロンでまっすぐな形に整えてから、もう一度結合をつなぎ直す技術です。きちんとかかった部分は、切るまで基本的にストレートのままです。
それでも「取れた」と感じるのには理由があります。大きく3つに分けられます。
正体①:根元から新しいクセ毛が伸びてきた
一番多いのがこれです。かけた部分が戻ったのではなく、新しく生えてきたクセ毛(新生部)がうねっている状態です。数ヶ月たつと根元のふくらみが目立ち、全体が取れたように見えます。これは失敗ではなく、自然なこと。根元だけかけ直す「リタッチ」で解決できます。
正体②:そもそもクセが伸びきっていなかった(かかり不足)
かけてから数日〜2週間ほどで、かけた部分にうねりが出てきた場合は、薬の強さや置く時間、アイロンの通し方が足りず、かかりが不十分だった可能性があります。この場合は、まず施術したお店に相談してください。お直しの対応があるかどうかは、お店ごとに違います。
私のところにも、「かかりが悪くて、すぐにクセが出てきた」という方のお直しのご相談がよくあります。
正体③:ダメージで「うねり・広がり」が出ている
意外と多いのがこのケースです。毛先の中身がスカスカになっていると、クセではなくダメージによるうねり・広がり・パサつきが出ます。これを「クセが戻った」と勘違いして毛先にもう一度縮毛矯正をかけると、さらに傷んでしまいます。
| 状態 | 起きる時期・場所 | 対処の方向 |
|---|---|---|
| 根元の新生部がうねる | 数ヶ月後・根元 | 根元だけリタッチ |
| かかり不足 | 数日〜2週間・かけた部分 | 施術店に相談 |
| ダメージによるうねり | 時期を問わず・中間〜毛先 | 毛先は矯正せずケア・カット |
私がよく見るのは、本当は縮毛矯正をかける必要がない髪に無理にかけてしまい、そのダメージが次の悩みになっているケースです。広がりやうねりの原因がクセではなくダメージなら、縮毛矯正を重ねても解決しません。だからこそ、最初に「本当に縮毛矯正が必要な髪か」を見極めることが大切だと考えています。
なぜ「3ヶ月より短い間隔」はおすすめしないのか
「2ヶ月でもう気になるから、根元をかけ直したい」という方もいます。気持ちはよくわかるのですが、根元全体のリタッチは3ヶ月以上あけるのがおすすめです。理由は2つです。
アイロンでつかめる長さが足りない
2ヶ月だと、伸びた部分はだいたい2cm前後。根元ぎりぎりの短いクセをアイロンでしっかりはさんで伸ばすのは、とても難しいです。結果として根元のクセが伸びきらない、または根元に折れ跡がつく原因になります。
すでにかけた部分に、薬や熱が重なりやすい
伸びた部分が短いほど、薬をつける範囲とすでにかけた部分(既矯正部)の境目が近くなります。薬やアイロンの熱が既矯正部に重なるリスクが上がり、この「重ねづけ」の積み重ねが、のちほどお話しするチリチリやビビリ毛の大きな原因になります。
どうしても気になるときは「前髪・部分矯正」
前髪や顔まわりなど、気になる部分だけをかける「前髪・部分矯正」なら、私は最短2〜3ヶ月あいていれば対応しています。範囲を絞れるので、全体をかけ直すより負担を抑えられます。
メニュー名や料金は、ホットペッパービューティーのAsh 都立大学店のページでご確認ください。
逆に「空けすぎ」にもリスクがある
「できるだけ傷ませたくないから、限界まで我慢する」という方もいますが、空けすぎにもデメリットがあります。
境目に負担が集中しやすい
伸びた部分が長くなるほど、クセ毛の根元と、すでにまっすぐな毛先との「境目」の扱いが難しくなります。境目は質感が急に変わる場所なので、うまくつながないとそこだけうねりが残ったり、折れたような跡が残ったりします。
毎日のアイロンでダメージが増える
クセが気になる期間が長いと、毎朝のヘアアイロンの回数と温度が上がりがちです。毎日の高温アイロンが毛先のダメージを進めているケースは少なくありません。
「傷ませないために空ける」が、かえって傷みの原因になることもある。だからこそ、無理に我慢せず「綺麗をキープしやすいタイミング」でリタッチするのが一番です。
縮毛矯正のダメージの正体と、毎回「全体」にかけない方がいい理由
縮毛矯正の仕組みをざっくり
縮毛矯正は、だいたい次の流れで行います。
- 1剤(還元剤):髪の形を決めている結合(シスチン結合)を切って、髪をやわらかくする
- 水洗・乾燥:薬を流し、アイロンの前に髪を乾かす
- アイロン:熱でまっすぐな形に整える
- 2剤(酸化剤):切った結合をまっすぐな状態でつなぎ直し、形を固定する
どれだけ優しい薬を使っても、薬で結合を切って熱を加える以上、ダメージがゼロになることはありません。「全く傷まない縮毛矯正」という言葉には、少し注意してほしいと思っています。
ダメージは「足し算」で溜まっていく
髪は伸びたあと自分で修復することができません。つまり、ダメージは足し算で溜まっていく一方です。
たとえば数ヶ月ごとに縮毛矯正をするとして、
- 毎回、根元だけ(リタッチ)の場合:薬が当たるのは新しく伸びた健康な部分だけ。毛先に薬のダメージが重なりません。
- 毎回、根元から毛先まで(全体)の場合:毛先は2回、3回、4回……と、かけるたびにダメージが上乗せされます。
数年続けると、この差は見た目と手触りにはっきり出ます。毛先が硬くなる、パサつく、最悪の場合はチリチリになる。これが「縮毛矯正をするたびに傷む」の正体です。

基本はリタッチ。すでにかけた部分は「保護」する
私の基本は「一度まっすぐにした部分には、薬をつけない」です。
リタッチのときは、すでにかけた部分を酸性のトリートメントで保護し、根元に塗った薬剤が既矯正部に動いていかないようにしています。根元だけに薬を効かせて、毛先は守る。これがリタッチで一番大事なところです。
そのうえで、次のような場合は全体(または中間まで)をかけることがあります。
- 初めての縮毛矯正
- 前回のかかりが弱く、中間〜毛先にクセが残っている
- カラーや他店での施術履歴が複雑で、どこまでかかっているか分かりにくい
全体をかける場合でも、毛先まで同じ薬を塗るわけではありません。根元・中間・毛先で薬を変えて塗り分けるのが前提です。
縮毛矯正のよくある失敗と原因
チリチリ・ビビリ毛
縮毛矯正の失敗でいちばん深刻なのが、髪がチリチリ・ゴワゴワになる「ビビリ毛」です。主な原因は次の3つです。
- 薬が強すぎる・置きすぎ:髪の状態に対して薬が強いと、髪の中のタンパク質が必要以上に壊れてしまいます。特に、カラーやブリーチをしている髪は、健康な髪と同じ薬では強すぎることがあります。
- アイロンの当て方が強すぎる:薬でやわらかくなった髪を強くはさんだり、何度も同じ場所を通したりすると、熱でタンパク質が変性します。
- 髪が濡れすぎた状態でアイロンを通す:内部に水分が多く残った状態でアイロンを当てると、急激に水分が蒸発して髪の内部を傷めます。
ビビリ毛は、一度なってしまうとトリートメントでは元に戻りません。基本は、傷んだ部分を少しずつカットしながら、扱いやすい質感にケアしていくことになります。
まっすぐすぎて不自然・ぺったんこ
「いかにも縮毛矯正をかけました」という、ピンとまっすぐすぎる仕上がりも、よくある悩みです。
- 根元ぎりぎりまで強い薬をつけ、アイロンで根元を寝かせるように伸ばす → 根元がぺったんこになる
- 毛先まで強くプレスする → 毛先に丸みがなく、硬い印象になる
クセの強さに合った薬を選び、根元の立ち上がりや毛先の丸みを意識してアイロンを入れると、自然なストレートに仕上がります。
根元が折れる
根元にカクッと折れたような跡がつく「根元折れ」は、アイロンを入れる角度や引っ張り方、薬をつける位置がずれたときに起こります。短い根元を無理に伸ばしたとき(=間隔が短すぎるとき)にも起きやすいです。
うねりが残る・すぐ戻る
薬が弱すぎる、置く時間が足りない、アイロンの通し方が足りないと、クセが伸びきらずに残ります。「ダメージを怖がって弱くしすぎた」ケースもあります。強すぎても弱すぎても失敗になるのが、縮毛矯正の難しいところです。

失敗してしまったときに、やってはいけないこと
- 市販の縮毛矯正剤で自分で直す:髪の状態に合わせた調整ができないので、悪化させることが多いです。
- すぐに別のお店で全体をかけ直す:ダメージした部分にさらに薬と熱が重なり、取り返しがつかなくなることがあります。
- 高温のアイロンで毎日伸ばし続ける:チリつきが進みます。
まずは施術したお店に相談し、それでも不安な場合は、これまでの施術履歴をすべて伝えたうえで、縮毛矯正に詳しい美容師に状態を見てもらってください。
私のところにも、根元折れの直しや、かかりが悪かった髪のお直し、他店で失敗されてしまった髪のお直しのご相談が多く届きます。どの場合も、まずは今の髪の状態とこれまでの履歴をしっかり見て、どこまでなら薬を使えるかを判断するところから始めます。
失敗を防ぐために、私が施術で大切にしていること
ここからは、私が実際の施術で意識していることをお話しします。サロン選びのときの「見るポイント」としても使ってください。
カウンセリングで、必ず聞いていること
同じ「クセ毛」でも、髪の太さ、クセの種類、ダメージ、これまでの施術で、合う薬はまったく変わります。私はカウンセリングで、必ず次のことを聞いています。
- いつも、どの部分が気になるか
- いつも、どの部分が伸びにくいか
- これまでの縮毛矯正で、嫌だったこと
- 縮毛矯正をして、どうなりたいか
「伸びにくい部分」や「嫌だったこと」は、ご本人にしかわからない大切な情報です。ここを聞くことで、前回うまくいかなかった原因を同じように繰り返さずに済みます。
薬を選び分け、場所ごとに塗り分ける
縮毛矯正の薬には、アルカリ性・中性・酸性といった種類があります。私はアルカリ・中性・酸性を髪の状態で使い分け、髪をやわらかくする成分(還元剤)も、自社で開発したチオグリコール酸系とシステアミン系を使い分けています。自社開発の薬剤なので、商品名は出していません。
酸性の薬は髪への負担を抑えやすい一方で、強いクセが伸びにくいこともあります。「酸性だから必ず良い」というわけではありません。大切なのは、髪の状態を見たうえで薬を選び、根元・中間・毛先、顔まわりなど、場所ごとに使い分けることです。
アイロンは180℃。ダメージへの対応は薬・前処理・水分で
縮毛矯正の施術では、私はアイロンの温度を180℃で一定にしています。
そのぶん、髪のダメージには薬剤の選び方、前処理、アイロン前の水分コントロールで対応しています。アイロンを入れる前に髪をどこまで乾かすかは、とても重要です。濡れすぎていればビビリの原因になるので、髪の状態を見ながら水分を調整しています。
前処理と後処理
前処理で一番大切にしているのは、いかに髪をフラットな状態にしてから始められるかです。同じ一本の髪でも、根元と毛先、表面と内側でダメージの度合いは違います。そのダメージをしっかり見極めて、できるだけ均一な状態から薬を効かせるようにしています。
後処理では、質感(テクスチャー)を作ることを意識しています。形は縮毛矯正の工程できれいに整っているので、最後は手触りや柔らかさ、ツヤといった質感を仕上げてあげる。そこまでが縮毛矯正だと考えています。
縮毛矯正を長持ちさせるホームケア
施術後しばらくの過ごし方
縮毛矯正をかけたあとしばらくは、髪をきつく結ぶことと、耳にかけることは、できるだけ避けてください。せっかくまっすぐにした髪に、跡や癖がつきやすくなります。
細かい注意点は、施術後に担当の美容師に確認するのが確実です。
毎日の乾かし方
- 濡れたまま寝ない・自然乾燥しない(濡れた髪は傷みやすく、根元のクセも出やすくなります)
- タオルでこすらず、押さえるように水気を取る
- 洗い流さないトリートメントをつけてから、根元から先に乾かす
- 上から下に向かって風を当て、最後に冷風で仕上げる
家でアイロンを使うなら120〜160℃
縮毛矯正をしているなら、毎日のストレートアイロンは基本的に必要ありません。毛先を巻く・整える程度に使う場合は、120〜160℃くらいを目安にして、同じ場所に何度も通さないようにしましょう。
カラーとの付き合い方
カラーは、縮毛矯正と同じ日にできます。その場合の順番は、縮毛矯正 → カラーです。
ただし、ブリーチ毛に縮毛矯正をした場合は、カラーは1週間後にしています。
美容師に伝えてほしいこと(失敗を防ぐチェックリスト)
失敗の多くは、美容師が髪の状態を正しく把握できなかったときに起こります。次のことを伝えてもらえると、とても助かります。
- いつもどの部分が気になるか、どの部分が伸びにくいか
- これまでの縮毛矯正で嫌だったこと(チリチリ、すぐ取れた、ぺったんこ等)
- 前回の縮毛矯正の時期と、どこまでかけたか(根元だけ/全体)
- カラー・ブリーチ・パーマ・市販カラーの履歴(ざっくりでOK)
- 毎日アイロンを使っているか、何度くらいか
- 縮毛矯正をして、どうなりたいか(写真があればその写真)
「こんなこと言っていいのかな」と思うことほど、伝えてもらえるとうれしいです。正直に話してもらえるほど、無理のない提案ができます。
よくある質問(FAQ)
Q. 縮毛矯正は何ヶ月おきにかけるのがいいですか?
A. 一般的な目安は3〜6ヶ月に1回です。肩くらいのボブは約3ヶ月、鎖骨くらいのミディアムは4〜6ヶ月、ロングは半年〜1年が目安です。私は「髪の長さの4分の1がクセになったとき」をかけ時の目安にしていて、2回目以降は伸びた根元だけをかけ直す(リタッチ)のが基本です。
Q. 縮毛矯正はどのくらい持ちますか?
A. きちんとかかった部分は、基本的に切るまでストレートが続きます。「取れた」と感じるのは、多くの場合、根元から新しく伸びたクセ毛がうねっているためです。かけてから数日〜2週間でかけた部分にうねりが出た場合は、かかり不足の可能性があるので施術店に相談してください。
Q. 2ヶ月でクセが気になります。かけ直してもいいですか?
A. 根元全体のリタッチは、3ヶ月以上あけるのがおすすめです。2ヶ月だと伸びた部分が短く、アイロンでしっかり伸ばしにくいうえ、すでにかけた部分に薬や熱が重なりやすくなります。前髪や顔まわりなどの部分矯正なら、最短2〜3ヶ月あいていれば対応しています。
Q. 毎回、根元から毛先まで全体にかけた方がきれいですか?
A. 基本的には根元だけのリタッチで十分です。毎回全体にかけると、毛先にダメージが積み重なり、硬さやパサつき、チリチリの原因になります。リタッチのときは、すでにかけた部分を酸性のトリートメントで保護して、薬剤が動かないようにしています。
Q. 縮毛矯正でチリチリ(ビビリ毛)になったら直りますか?
A. 一度ビビリ毛になった部分は、トリートメントで元の状態には戻りません。基本は傷んだ部分を少しずつカットしながら、扱いやすい質感にケアしていきます。市販の薬剤で自分で直したり、すぐに全体をかけ直したりすると悪化することが多いので、まずは施術履歴を伝えて美容師に相談してください。
Q. 縮毛矯正をかけると不自然になりませんか?
A. 薬の選び方やアイロンの入れ方を調整すれば、根元がぺったんこにならず、毛先に丸みのある自然なストレートにできます。私は後処理で質感(テクスチャー)を作ることを大切にしていて、「乾かしただけで綺麗なストレート」を目指しています。
Q. 縮毛矯正とカラーは同じ日にできますか?
A. 同じ日にできます。順番は縮毛矯正のあとにカラーです。ただし、ブリーチ毛に縮毛矯正をした場合は、カラーは1週間後にしています。
まとめ
- 縮毛矯正の頻度の目安は3〜6ヶ月。私は「髪の長さの4分の1がクセになったとき」をかけ時にしている
- かけた部分は基本的に取れない。「取れた」の多くは根元の新しいクセ毛
- 根元全体のリタッチは3ヶ月以上あける。気になる部分だけなら前髪・部分矯正で
- ダメージは足し算。基本は根元だけのリタッチで、すでにかけた部分は保護する
- チリチリ・不自然・根元折れなどの失敗は、薬・アイロン・水分・塗り分けのミスで起こる
- 美容師には、気になる部分・伸びにくい部分・嫌だったこと・なりたい姿を正直に伝える
縮毛矯正は、ただクセを伸ばすだけでは足りないと私は考えています。本来やりたいヘアスタイルを、最短でつくるためにクセを取る。それが縮毛矯正の役割です。
だから、縮毛矯正をかけなくても綺麗な髪の方には、かけません。そのこともきちんとお伝えします。髪の状態も、なりたい姿も一人ひとり違うので、施術はどこまでもオートクチュールであるべきだと思っています。
都立大学で縮毛矯正の相談をしたい方へ
私は、東急東横線「都立大学」駅を出てすぐの美容室「Ash 都立大学店」で縮毛矯正を担当しています。目黒区内はもちろん、自由が丘・学芸大学など近くの方もご相談ください。
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- 住所:東京都目黒区平町1-27-1 パル都立大ビル4F
- アクセス:東急東横線「都立大学」駅を出てすぐ
この記事を書いた人

山下達也(やました たつや)
縮毛矯正専門の美容師/Ash 都立大学店 店長
「乾かしただけで綺麗なストレート」をテーマに、くせ毛やダメージに悩む方一人ひとりの髪に合わせた縮毛矯正を行っています。
美容師歴15年。2012年にAshに入社し、2016年からAsh 都立大学店の店長。Ash社内で7年間、縮毛矯正の講師を務め、Ash全店で使う縮毛矯正マニュアルや、縮毛矯正の薬剤・処理剤・トリートメントの開発にも取り組んできました。社外の美容室でも縮毛矯正の講師をしています。
- 得意な施術:縮毛矯正のリタッチ、他店で失敗された髪のお直し
- 担当サロン:Ash 都立大学店(東京都目黒区/都立大学駅すぐ)
- ブログ:都立大学の縮毛矯正専門美容師 山下達也
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- TikTok:@tatsuyastraight0
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